絵本「空気さん ありがとう!」
環境ファンタジー絵本 タイトル:空気さん ありがとう! 絵・詩 :葉祥明 頁 数:40ページ 発行所 :自由国民社(2008/06/10) サイズ :23×28.8×1cm ※1997年発刊の「空気はだれのもの?」を改題したものです。 ※内容は「空気はだれのもの?」と同じものです。 葉祥明作品には小さな生き物、目に見えない生き物が多く登場します。 この物語では空気の精がジェイクと旅をすることで、空気がいかに大切で貴重で繊細なものかを教えようとしてくれます。 そして地球環境のことだけでなく、空気の存在自体が私達が自然や地球に愛されている証拠なのだとこの絵本の中で訴えているのです。 以下本文より抜粋…(拡大画像ページの本文です) とん、とん、ジェイク、こんにちは! おや、きみだあれ? わたしは空気。 ジェイクにお願いがあるの。 いいよ。何でも話してみてごらん。 ただ……ぼくの得意は鼻だけだよ。 > 家や木や公園が、小さくなっていく! 空気さんの世界って、広い、広い! 高い山より、うんと高く 海や大地より、うんと広い! > わたしたち空気も水も、 森も大地も、海も川も、人間だけのものじゃない。 そう、地球や空気はだれのものでもない。 みんな、お互いのためにあるんだよね。 人間だってそうだ。 人間は、人間だけのためにいるんじゃない。 すべてのもののためにいるんだ。 そのこと、思い出してほしいな。